松江城

天守(2000年5月)

交通:
JR山陰本線松江駅から徒歩22分.または,県庁経由バスで県庁前下車.
歴史:
関ヶ原の戦いの後,堀尾吉晴が出雲・隠岐24万石の太守として 富田城に入りましたが, 領国統治上不便であったため, 慶長12(1607)年から5年の歳月をかけて築城しました.
堀尾氏三代の後,京極忠高が入城しましたが嗣子なく断絶し, 松平直政(結城秀康の三男)が 松本から18万6千石で入り, 明治まで10代234年間続きました.
明治8年に城内の建物はすべて取り壊されましたが, 有志の奔走により天守のみ保存され, 昭和25〜30年の解体修理を経て現在に至っています.
遺構・施設:
内堀以内,二ノ丸,本丸および北ノ丸が整備されています.
天守(重文):
5層6階望楼式の現存天守です. 塗籠造り(白壁)は少なく, 大部分が黒く厚い雨覆板(下見板張り)になっています.
二ノ丸南櫓・中櫓・太鼓櫓:
二ノ丸南面の,南櫓・中櫓・太鼓櫓が現在復元工事中です.
休館日:
年中無休
入場料:
550円(2000年5月現在)

松江城案内図

二ノ丸南櫓 二ノ丸月見櫓跡

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