十日目

×琴錦(11-28)曙○

曙が体当たりでいくと琴錦は一気に土俵際.ここは何とかこらえて低い体勢でもろ筈のいい体勢で攻め返しましたが,曙が左上手に手がかかりかけて押し返し,ここで琴錦が横に飛ぼうとしたと思われますが,なぜか真後ろにジャンプする形になり,そのまま押し出されました. 琴錦は連敗で優勝争いから後退(さて,明日から気を取り直していきましょう).曙は,嫌な人を引きずりおろし,優勝の可能性も出てきました.

今日の水付け呼出しさん
西
幕内前半友太郎弘行
幕内後半光昭琴三

勝ち越しを賭ける両者,闘牙がもろ手・のど輪から叩き込んで旭天鵬を破りました.

若の里が左四つからどんどん前に攻めていき,肥後ノ海を寄り切りました. 勝ち越し決定です.左膝には相変わらず分厚いサポーターが取れず, 決して状態はよくないのでしょうが,それを感じさせない好調さです.

両者当たり合って突っ張り合い,雅山が右を差してどっと出ると, 土佐ノ海はたまらず後退し,雅山が体を預けて寄り倒しました.

栃東が当たっていなし,バランスを崩しながら出島を土俵際まで追いつめましたが, 出島が回り込みながら二本差し,体を入れ替えて逆に栃東が俵に詰まりました. のけぞりながら足をかけて残そうとあがきましたが, 出島が体を寄せて寄り切りました.3敗対決は出島に軍配で,優勝戦線に残りました.

両者右手を突き出すような立ち会いから,旭鷲山が右を差し, 右から巻き落とすようにしながら左で腕を捻るようにすると, 安芸乃島がばったりと土俵に這いました.安芸乃島5敗目で,大関が遠のきました.

武蔵丸が対戦成績22-0の栃乃和歌を難なく料理し, 52場所連続の勝ち越しを決めました.