今日の水付け呼出しさん
東 | 西 | |
幕内前半 | 和也 | 進介 |
幕内後半 | 秀行 | 太助 |
今日の場内アナウンス行司さん
アナウンス | 補佐 | |
幕内前半 | 善之輔 | 和一郎 |
幕内後半 | 錦之助 | 秋治郎 |
昨日破れて幕下陥落が確定的となった貴闘力ですが,今日引退届けを提出しました. 幕尻優勝で一瞬盛り返しましたが,力は衰えていく一方で, ついに十両維持する力も失ってしまいました. 当面は二子山部屋付きで後進の指導にあたり,大鵬部屋を継承することになります.
追風海がまた古傷を怪我をしてしまったようです. 明日から休場のようです.怪我がなければ期待できる力士なんですけどねぇ.
頭で当たりあって突っ張りあい.
安美錦が頭をつけて食いつきかけましたが,
玉春日の腕がグイッと伸びて突き放しました.
安美錦が突き落としながら回り込みましたが弓なりになって踏ん張る格好になり,
そこを振り向いた玉春日が突いて押し出しました.
玉春日が5年半ぶりの二桁勝利を挙げています.
北勝力が当たって突き起こし,
さっと引き落とすと栃乃花がつんのめるように土俵に落ちました.
北勝力が勝ち越しを決めました.
しかし,この地位でこの相撲で勝ち越せるのが不思議です.
相撲が良くなると,三役定着の力をつけるのも可能ということでしょうか.
雅山が踏み込んでぶち当たっていきましたが,
高見盛が下がらず押し返していきました.
しかし雅山がどんどん突っ張って高見盛の右差しを許さず,
頭を下げて押して押し出しました.
新小結の高見盛は10敗目となってしまいました.
朝青龍が低く当たって左を差しましたが,
若の里も左を差して朝青龍に右の上手を与えず,
若の里が先に右上手をガッチリと引きました.
若の里が右上手を引きつけて左から腕を返し,
胸を合わせて寄っていって朝青龍を寄り切りました.
若の里はこれで勝ち越し決定.朝青龍は4敗目で優勝争いから脱落です.
胸を合わせれば若の里の方が有利ですが,
朝青龍も若の里にあっさり負けてるようではいけませんね.
琴光喜が早く突っ掛けて待った.
琴光喜が一瞬早く立って待ったかと思いましたが立ち会い成立で,
武双山が頭で当たって左前廻しを引いて一気に出ていきました.
しかし琴光喜が下がりながら右下手を引いて腕を返すと,
武双山の上手が切れて下がりをつかむ状態になってしまいました.
武双山がかまわず右のど輪で琴光喜をのけぞらすように押しましたが,
琴光喜がこれをかわして体を回転させながら突き落とすと,
武双山がたまらず土俵に落ちてしまいました.
琴光喜はこの位置なら当然ですが,10勝目を挙げました.
武双山は6敗目でまだ勝ち越しを決められません.
千代大海が思いきって当たってくるところを,貴乃花が大きく左に変化しました.
千代大海が徳俵まで走りましたが良く残して向き直り,
すぐに反撃に転じて押しましたが,
貴乃花が一つ押し返しておいて鋭い引き足とともに引き落とすと,
今度はついていくができず土俵に落ちました.
貴乃花のまさかの変化.貴乃花が2敗を守り,千代大海は3敗目となりました.
千代大海は一歩後退し,綱取りも難しくなってきました.
変化するぐらいだから貴乃花の状態が良くないのは明白ですが,
それでも白星を重ねる貴乃花を誉めるべきか,勝てない大関陣がふがいないのか.
予想外の変化だったとはいえ,
千代大海が勝てなかったのは個人的にはショックです.
魁皇が左肩から当たっていき,
武蔵丸が右からのど輪にいこうとした手をうまくはずして突っ張りあい.
武蔵丸の引きに乗じて魁皇が左を差し,右も差して寄っていき,
武蔵丸が懸命に残すも腰が伸びてしまったところを,
魁皇が右から軽く外掛けにいって刈り倒しました.
魁皇の序盤の2敗はやはり元気負けだったのでしょうか.
逆に武蔵丸は,だましだまし勝っていたのが露呈しましたでしょうか.
武蔵丸,貴乃花,魁皇が2敗で並ぶ展開となりました.