今日の水付け呼出しさん
東 | 西 | |
幕内前半 | 重太郎 | 悟 |
幕内後半 | 正男 | 秀行 |
今日の場内アナウンス行司さん
アナウンス | 補佐 | |
幕内前半 | 錦之助 | 慎之助 |
幕内後半 | 和一郎 | 秋治郎 |
栃栄が今日から再登場です.
琴ノ若が左膝の靭帯損傷で今日から休場となりました. 関取の休場者数は,1951年以来51年ぶりに14人に達しました.
栃乃花が両差しになり,
濱錦が上手を引きましたがかまわず前に出て寄り切りました.
濱錦は下に一枚しかない番付で早くも負け越しが決まってしまいました.
千代天山がいなして右前廻しで出ていきましたが,
五城楼が回り込みながら叩くと,千代天山が一歩早く土俵に落ちました.
十両筆頭の五城楼が勝ち越しを決め,久しぶりの幕内復帰が見えてきました.
一方千代天山は,13枚目の番付で負け越しとなっていました.
武雄山が頭で当たって左からおっつけながら十文字を押し込み,
一方的に押し出しました.
二日間足踏みしていましたが,今日はいい相撲で勝ち越しを決めました.
和歌乃山が低く攻めましたが,玉乃島が右下手を引きました.
和歌乃山が小手に振ってこの下手を切っておっつけましたが,
それを外すようにしながら玉乃島が叩き込みました.
玉乃島は序盤どうなるかと心配しましたが,6連勝で勝ち越しを決めました.
これをきっかけに自分の相撲を取り戻してくれることを期待します.
貴ノ浪が右から抱え込みにいきましたが,霜鳥がさっと二本返して腕を返しました.
貴ノ浪に十分に抱え込ませないようにしてすぐに出ていき,
貴ノ浪の小手投げを掬い投げで残して寄り切りました.
霜鳥が好調の元大関を破って7勝目を挙げています.
貴ノ浪は3敗目となり,優勝争いからは一歩後退です.
栃栄が低く当たって一気に出ていき,闘牙が下がりながら叩きましたが,
栃栄が土俵に落ちるより一瞬早く闘牙が土俵を割りました.
今日から再登場の栃栄がまだ体調不十分ながら白星を挙げ,白星先行としています.
高見盛が踏み込んでくるところを,栃乃洋がさっと左に変化しました.
しかし高見盛が落ち着いて対応して右を差し,
そのまま持ち上げるように前に出ていき,
掬い投げを打ちながら倒れ込むようにして決めました.
高見盛が今日も右を差して力を発揮し,7勝目としています.
栃乃洋はけんか四つなんだから力の差で差し勝てるはずなのに,
弱気の変化ではいけませんね.
琴光喜が左から張っていきましたがまったく効かず,右からの攻めも中途半端でした.
雅山が左を差して腕を突きつけるように寄っていって寄り切りました.
琴光喜が何と何と予想外の7敗目.勝ち越しすら危うくなってきました.
雅山は7敗で踏み止まっています.
朝青龍が当たって突っ張り,海鵬が左を差して左四つに組み止めましたが,
朝青龍が右上手から持ち上げるようにしながら寄っていって,
上手投げで投げ捨てました.
朝青龍は昨日の敗戦の影響もなく,星を二桁に乗せました.
千代大海が当たって左からのはず押しで若の里の腰を浮き上がらせ,
そのまま押していって押し出しました.
今日は千代大海らしい破壊力炸裂で,10勝目を挙げました.
若の里は3敗目となり一歩後退です.
北勝力が真っ向から当たっていって右のど輪で武蔵丸を土俵際まで押し込みましたが,
武蔵丸が踏み止まって逆に押し返しました.
北勝力が反対側の土俵に詰まりながら回り込んでさらにのど輪で攻めましたが,
武蔵丸が残して右を差し,こうなってしまえば武蔵丸,
最後は北勝力が力尽きて土俵を割りました.
入幕二場所目で初の横綱挑戦の北勝力でしたが大善戦しました.