十一日目

○琴錦−敷島×

琴錦が右肩から当たっていってさっと両差し, そのまま一気に吊り気味に寄り切りました.
これで5勝6敗.今場所不調の敷島相手ですが, こういう相撲が取れれば幕内復帰も楽勝だと思うのですが.

今日の水付け呼出しさん
西
幕内前半太助重太郎
幕内後半安喜夫光昭

相撲好きのフランス・シラク大統領が観戦. シラク杯が,大統領在任中毎場所贈られることになりました.

今場所4度目の満員御礼.

幕下・朝青龍が駒光を破り,6戦全勝. 新十両確実でしょうか.

戦闘竜が頭からぶつかっていきましたが, 皇司がこれを受け止めて叩き込みました.

高見盛が右を差し,腕を返してそのまま掬うと, 金開山はたまらず膝から崩れ落ちました.
高見盛が2敗を守っています.

琴ノ若が張って突っ張り,安美錦を一気に押し出しました.
安美錦は3敗目を喫しています.

隆乃若が立ち会い当たって右上手.安芸乃島に上手を与えず, 安芸乃島が出ようとしたところをタイミングよく上手投げで決めました.

貴ノ浪が張って左差し,右を抱えて出ていきましたが, 玉春日が土俵際で逆襲し,逆に一気に寄り切りました.
貴ノ浪は7敗目. 序盤はまずまずよさそうな印象でしたが, 大関復帰どころか勝ち越しも厳しくなりました.

当たりあって突っ張り合い. 栃東が左を差して腕を返して魁皇に上手を与えませんでした. しかし,魁皇が左差しから前に出て寄り切りました.
難敵を破り,4敗で望みをつないでいます.

ゴツンと当たりあって栃乃花が右上手を引いて, 千代大海ので足を止めましたが, 栃乃花が出てくるところを千代大海が回り込みながら突き落として決めました.
栃乃花善戦でしたが,千代天山の勢いが優りましたでしょうか.

当たりあって突っ張り合い. 武双山が前に出ようとしましたが足がついていかず, 土佐ノ海の叩きにバッタリと前に落ちました.
武双山,ついに負け越し決定. 在位二場所で早くも大関の地位を明け渡すことになりました. 怪我を早く治して稽古を積んで,来場所再起を図ってもらいたいところです.

出島が当たって出ていきましたが,小城錦が両差し. これを出島が両方から抱えて決めながら前に出ていき, 小城錦が残して押し返すところを小手投げで決めました.

曙がもろ手突きから2発で和歌乃山を圧倒して突き出しました.
曙が万全の相撲で全勝を守っています. これを2敗で追うのは,千代大海と高見盛の二人になっています.