- 審判部からの要請により理事会が開かれ,
雅山の大関昇進が正式に決まりました.
「もう一場所様子を見てもよいのではないか」という意見もあり,
異例の採決に持ち込まれ,7対3で昇進が決まりました.
初土俵からの所要12場所は,
昭和以降では羽黒山と豊山と並ぶ最速記録です.
武蔵川部屋は1横綱3大関で,これは史上初めてのことだそうです(5/24).
- 番付編成会議が開かれ,富風と高濱の新入幕と,
北桜,若ノ城,琴岩国の再入幕が決まりました.
富風は尾車部屋からの初の関取です(5/24).
- 幕下付け出し規定の見直しを行なうため,
検討委員会を設置することになりました.
資格を厳しくする方向とのことです(5/25).
- 舞の海の断髪式が行なわれました(5/27).
- 時津洋親方の断髪式が,国技館にて,身内だけで行なわれました.
本土俵を用いた断髪式で,花相撲がないのは初めてのことだそうです(5/28).
- 大鵬親方の還暦土俵入りが行なわれました.
太刀持ちが北の湖,露払いが千代の富士という顔触れでした(6/8).
- 勝ち抜き優勝戦初日は,決勝で貴乃花を破り,曙が優勝しました.
十両は琴錦が優勝です(6/10).
- 二日目は,優勝が貴ノ浪,準優勝が蒼樹山でした(6/11).
- 旭鷲山が八百長問題で,週間誌発行元に対して,
損害賠償と謝罪報告掲載の訴えを起こしました(6/20).
- 借株の「熊ヶ谷」の正式取得が,
5/26の理事会で承認されていたことがわかりました.
- 名古屋場所の番付が発表されました(6/26).
雅山が大関に昇進し,同部屋の1横綱3大関は初めてのケースです.
魁皇が関脇に返り咲き,
在位21場所は琴錦,長谷川と並び昭和以降1位です.
土佐ノ海が小結に留まり,連続在位5場所は昭和以降で2位の記録です.
高見盛,戦闘竜,安美錦が新入幕を決めました.
寺尾が連続90場所在位した幕内から陥落しました.