宇和島城

天守(1999年7月)

交通:
JR宇和島駅徒歩10分で登山口.天守へはさらに約15分登山. ただし,1999年7月現在,二の丸部分の発掘調査中のため, 二の丸部分をショートカットする階段が設置されており, 約5分で天守に到着します.
歴史:
天文年間は家藤監物の居城で,板島丸串城と呼ばれていました.
文禄4(1595)年に藤堂高虎が宇和島7万石に封じられ, 約6年をかけて近世城郭として整備し,天守も建造しました. 高虎の今治城移封後, 伊達秀宗が宇和島10万国で入城し,二代・宗利の時, 寛文4(1664)年から同11年にかけて大改修を行ない, これが現在に残っています.
廃藩後,周囲の櫓は取りのけられ,戦災で追手門が焼失しました.
遺構・施設:
天守(重文):
白壁の総塗りごめ造り,独立式,本瓦葺,3層3階の天守. 海抜約80mの地点にあります. 藤堂高虎が建造したものを, 宇和島伊達家二代・宗利が改修した, 寛文年間のものが現在に残っています.
二の丸:
長門丸:
長門丸の石垣と
山道
二の丸(?)の石垣と
登り口

小さい写真をクリックすると,大きな写真が見られます