富山城

天守(1997年8月)

交通:
JR北陸本線・富山駅より徒歩10分.
歴史:
天文12(1543)年頃,神保氏の家臣と考えられる水越勝重が はじめて築いたと言われています.
天正9(1581)年に,佐々成政が越中守護として入城し,大改築を行ないました. 秀吉の世になり,天正15年に成政が肥後に移封になると, 前田利家の領有となり, その後寛永16(1639)年に前田利次が富山十万石を分封し, 明治維新まで続きました.
現在,本丸付近が城址公園となっており, 昭和29年に犬山城などを参考にした天守が城門の石垣上に造られ, 博物館となっています. ちなみに,富山城には, 実際には天守は築かれなかったものと考えられています.
遺構・施設:
天守:
昭和29年に造られた模擬天守です. 城門の石垣の上に建てられています.
石垣・水堀:
南北の城門の石垣と,水堀の一部が残されています.
休館日:
月曜日,休日の翌日,年末年始(12月28〜1月4日)
入館料:
210円(1997年8月現在)

富山城案内図

石垣上から見た天守 公園内から見た天守

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