佐賀城

鯱の門続櫓(2000年7月)

交通:
JR佐賀駅下車徒歩23分(バスの場合, バスセンター3番のりばから25番系統でサガテレビ前下車,徒歩5分).
歴史:
慶長12(1607)年に龍造寺政家・高房親子の死により, 鍋島直茂・勝茂親子による鍋島佐賀藩体勢がスタートし, 慶長13(1608)年から16年までの佐嘉城総普請によって 龍造寺氏の居城村中城が拡張・整備されました.
佐賀の乱やその後の解体により,現存する建築遺構は, 鯱の門および続櫓のみとなっています.
遺構・施設:
鯱の門続櫓(重文):
天保6(1835)年の大火の後,本丸の門として建てられたもので, 天保9(1838)年に完成したものです. 二重二層の櫓門に一重二階の続櫓を組み合わせた構造で, 大棟の南北に鯱が乗せられています.
明治7(1874)年の佐賀の乱での弾痕が残っています.
天守台石垣:
数少ない遺構の一つ.天守台の上には協和館が建てられています.
石垣の高さは5丈もあり,5層の天守が建てられていました.
協和館:
明治18年に初代佐賀知事が, 官民の協調融和をはかる館として建築したものです. 建物が老朽化したため,昭和32年にこの場所に再建されました.
天守台と協和館

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