岡山城

天守と塩櫓(1998年5月)

交通:
JR山陽新幹線,JR山陽本線・岡山駅より徒歩約20分. または,市電「城下」下車,徒歩6分.
歴史:
創築は不詳ですが,永禄年間から金光宗高が在城していまいた. 天正元(1573)年に宇喜多直家が金光を謀殺し,沼城から移って改修しました. その子秀家が,文禄3(1594)年に大改修に着手し, 慶長2(1597)年に天守が完成しました. 関が原の戦いで宇喜多秀家が改易された後,小早川秀秋が入城し, 秀秋狂死後は池田氏が31万石で入り,明治に至りました.
天守は昭和20年の空襲で焼失しましたが,昭和41年に再建されています.
遺構・施設:
天守・塩櫓:
月見櫓(重文):
5代藩主・池田忠雄が元和・寛永年間に建てた隅櫓. 風流を楽しむ展望台としても使われるようにできている. 本丸内では,唯一戦火をまぬがれた建造物となっている.
不明門:
表書院の南端から本殿(藩主居館) へ上る石段の入り口に設けられた渡櫓門. 平素の出入りには北端の渡り廊下が用いられていたため, この門はほとんど使用されず,「不明門(あかずのもん)」と呼ばれた. 昭和41年の再建.
廊下門:
表書院(中段)から本殿(上段)に渡した長廊下の下手に設けられた門. 昭和41年の再建で,現在城跡の入り口になっている.
休館日:
入館料:
天守: 300円,後楽園: 350円(1998年5月現在)

岡山城案内図

廊下門 不明門
月見櫓 後楽園から天守

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