名古屋城

天守と小天守(1997年7月)

交通:
地下鉄名城線・市役所駅より徒歩3分(東門).
歴史:
徳川家康が加藤清正,福島正則らを動員して,慶長15(1610)年着工し, 慶長19年に完成しました. この地には元々那古野城がありましたが, 那古野城は二の丸の一部に取り込まれています.
太平洋戦争の空襲でほとんどの建物が焼失しましたが, 昭和34年に再建されました. 焼失を免れた櫓などは,重要文化財に指定されています.
遺構・施設:
本丸・二の丸・西の丸,御深井丸および,内堀,外堀が残されています.
大天守,小天守:
空襲で焼失した大小天守が昭和34年に再建されました. 大天守が高さ48m,小天守が高さ24mと巨大な城です. 金鯱はあまりにも有名です.
正門:
天守と同時に再建された門です.
表二之門(重文):
西の丸と本丸の間にある門です.
旧二の丸東二之門(重文):
二之丸東側にあった門が,現在本丸東側に移築されています.
二の丸大手二之門(重文):
二の丸南にある門です.
東南隅櫓(重文):
本丸の東南隅にある櫓(辰巳櫓)です.創建当時の姿を伝えています.
西南隅櫓(重文):
本丸の西南隅にある櫓(未申櫓)です. 濃尾大地震で崩壊したものの再建です.
西北隅櫓(重文):
御深井丸の西北にある櫓(戌亥櫓,清須櫓)です. 清須城の古材を用いて建築されたものです.
那古野城跡:
名古屋城築城時に,旧那古野城は二の丸に取り込まれました. 現在,二の丸に「那古野城跡」の碑が建てられています.
休館日:
12月29日〜1月1日
入館料:
500円(1997年7月現在)

名古屋城案内図

西南隅櫓(手前)と天守 東南隅櫓 御深井丸の西北隅櫓
旧二の丸東二之門 那古野城跡(二の丸)