金沢城

石川門(1997年8月)
人波が途切れることがない…

交通:
JR北陸本線・金沢駅よりバス約10分,兼六園下下車,徒歩5分.
歴史:
前身は一向一揆の拠点となった尾山御坊で, 天文15(1546)年の創建と言われています. 天正8(1580)年に佐久間盛政が入って修築し,尾山城と称しました. 賤ヶ岳の戦い後前田利家が入城し, 客将・高山右近の縄張によって大改築し,金沢城と名を改めました. 以後,明治維新まで前田家の居城となりました.
遺構・施設:
石川門(重文):
三の丸の搦手門.宝歴9(1759)年の大火で焼失した後, 天明7(1787)〜8年に再建され,現在に至っています.
三十間長屋(重文):
宝歴9年の大火で焼失した後,安政5(1858)年に再建された長屋です. 二重二階の造りで,周囲がナマコ壁となっています. 当時は武器庫として使用されていたと言われています.
城域:
城域は金沢大学のキャンパスとして使用されていましたが, 平成6年に移転し,現在工事が行なわれています.
兼六園:
百間堀を越えた向こう側に,広大な庭園・兼六園が広がっています.
本丸石垣 辰巳櫓跡から兼六園 三十間長屋

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