伊勢亀山城

多聞櫓(1997年7月)

交通:
JR関西本線・亀山駅より徒歩10分.
歴史:
文永元(1264)年に関実忠(平重盛の曾孫)が築城して以来, 300年にわたり関氏が居城していましたが, 天正15(1587)年に関一政が美濃・土岐に移封となりました. 代わって岡本宗憲が入封し,旧城を廃して新たに現在地に築城しました.
当初は三層の天守閣を構えていましたが,後に廃され, 天守台の上には多聞櫓が建てられました.
遺構・施設:
小高い丘の上に石垣と多聞櫓が残されていますが, 公園などの形で特に整備されてはいません.
多聞櫓:
正保年間(1644〜47)の築造になる多聞櫓が, 天守台の上に残されています.
天守台石垣:
岡本氏時代の石垣が残されています.
二の丸堀:
天守台から見下ろす位置に,堀の一部が残されています.
関見櫓跡:
西出丸の二重櫓があった場所が,天守台の近くに残されています.
亀山古城跡:
天守台のある丘を下ったあたりに,古城跡があります.

伊勢亀山城模型

天守台下からの多聞櫓 天守台から見る二の丸堀 関見櫓跡

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