福山城

福山城天守(1998年5月)

交通:
JR山陽新幹線,JR山陽本線・福山駅下車すぐ.
歴史:
徳川家康の従兄弟にあたる水野勝成が, 元和5(1619)年から3年間で築城しました.
天守や湯殿などは昭和20年の空襲で焼失しましたが, 昭和41年に再建されました.
遺構・施設:
本丸部分が,城址公園として整備されています.
天守:
昭和41年に再建された白亜五層の天守です.
伏見櫓(重文):
伏見城・松の丸東櫓を移築したもので, 白壁三層ぬりごめ造りの櫓です.
筋鉄御門(重文):
福山城本丸正門で,伏見城からの移築と言われています. 柱の角や扉に十数条の筋鉄を打ちつけてあるために, この名がうまれました.
月見櫓:
本丸東南隅の櫓で,伏見城からの移築といわれています. 明治の始めに取り壊されたものを, 昭和41年に天守と共に外観復原されました.
鐘櫓(火打櫓):
時の鐘をつげていた櫓です. 城地内に鐘櫓が所在するのは全国的に例がないとのことです. 明治以降荒廃が激しかったものを, 昭和54年に銅板ぶきで改修したものです.
鏡櫓:
湯殿:
伏見城内にあった御殿と共に移築した建物で, 国宝に指定されていましたが,戦災で焼失し, 昭和41年に内外ともに復原されました.
休館日:
毎週月曜日.
入館料:
700円(特別展示のためか?; 1998年5月現在)

福山城案内図

伏見櫓と天守 筋鉄御門
鐘櫓(火打櫓) 湯殿

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